AARもどき

○Victoria2 1.3b(3/17 ver.)+PDM 3.0.42。難易度普通。ローマ教皇領。

・英語版のVic2 wikiをチラ見して、教皇領プレイの基本を学ぶ。そうか、あそこはオーストリア様が干渉してこないか。

・いざスタート。開幕で威信値ダッシュをキメたいのでロマン主義。NFはローマに聖職者を貼り付ける。PDMだからかも知らんが、実効税率がいきなり100%なので行政費は50%。国有在庫と教育費、それに軍事費maxでぶん回す。ラツィオにはセメント工場、ロマーニャにはワイナリーをぶっ建てておく。

・ぶん回しつつ、オーストリアの勢力圏にないステキ国家・モデナ侵略の準備。やたらに暴れ回るジャガイモ飢饉やらコレラやらで人口をかすめ取られて悶える。ざけんな、どっち選んでもPop Growthにマイナス修正付くじゃねぇか、そうでなくったってこっちにゃ700K弱しかPOPいねぇのに。ざけんな。思わず口の悪くなる教皇猊下

・文明国であることを良いことに、高識字率(と言っても初期値は35.0%)を背景にして聖職者ブーストで研究を重ねる。主に文化と工業を厚めに、ちょっと陸軍。そんなこんなで国内に18師団の砲兵・歩兵混成軍が出来上がったので、1842年にモデナへの侵攻を開始、2万4千人の砲兵火力によってわずか9千人のモデナ軍を打通、占領、併合。Infamy+20。さぁしばらくなんにもできねぇ。

・モデナを攻め取ると言う根拠は、(1)トスカーナルッカパルマと言った北イタリア諸国は基本的にオーストリアSphereにいる (2)モデナはサルデーニャと国境を接している と言う2点から、教皇領プレイ時に真っ先に落としておくべき国である。実際問題、教皇領は北部でオーストリアと隣接している都合上、モデナ以外の北イタリア侵攻は現実的じゃあない。

・そんなこんなでモデナはかっさらったが、それでも総POPは800Kに届かない。コレラマジムカつく。ひたすら威信値稼ぎを主眼とした技術開発と、工業点を目当てとした工場建設をせねばならないのだが、鉄道も引かなきゃいけないし面倒臭いので経済政策をInventionismに移行してぶん投げる。実験的鉄道の技術も開発して、とかやってたら、1853年頃にシチリアが列強入りしていた。待てこら。つーかイタリア半島の南側だけで列強になれるのか。スペインなにしてんの。

・まぁ、列強になっちまったもんは仕方がねぇ、と言ってたらオーストリアと両シチリアから相次いで軍事通行許可要求が飛んでくる。オーストリア、てめーはダメだ、と言わんばかりに両シチリアに通行許可発行。トスカーナで突如湧き上がった6万人規模の武力蜂起鎮圧のために、両シチリアが動く。そしてオーストリアも……っててめぇどっから来た!? ああ、そっか。海回って来たのか。生意気な。そんなこんなでフィレンツェはしばらく反乱でひっくり返っていた。

・工場の数を増やす過程で、ラツィオ以外は職工要請体制に。そもそもラツィオは人口が多いからほっといても充足するが、他は工員を増やして稼働率を高めて行かないと工業点にならない。わきわきと工場や鉄道が生え、もはや完璧に近代国家の領主と化したローマ教皇だったが、もちろん彼の最終目標は「真のローマ帝国」の復興、ネオ・パックスロマーナである。抵抗勢力となるであろう、サルデーニャピエモンテや両シチリアの動向を気にしていたら、両シチリアがいつの間にか高工業力を背景に、列強5位までのし上がっている。なんだそれ。カブールとガの人が閣下担いで北上してくんじゃねぇのかそれ(何

1860年頃、主に文化技術で稼いだ威信値と国策で動員された工員を背景に、遅ればせならがローマ教皇領も列強入り。総POPはそれでも900Kちょい。さあ、後はじわりじわりとSphereを広げて行かねばならぬ。なぁに、イタリア統一まではまだ時間が有るさ、と言いたいところだが、いつの間にかシチリアオスマン帝国と殴り合い開始。元々はギリシャvsオスマン帝国だったようで、ローマにも援軍要請が有った(ギリシャとは同盟関係に有ったので)のだが、なんだかわからないけれどそこに米帝様まで加担してきたので、こっちはハイハイと米帝を白紙和平。だってこちとらMan-o-war1隻とフリゲート2隻しか用意してないしー。

・などとちまちま地中海情勢に首を突っ込みつつ、1871年。戦争続きだった両シチリアの国力はいよいよ疲弊を始める! とか思ってたんだけど。

  ゲームが落ちた(笑)

・……いやー。そうだよねー、もっとこまめにセーブしとかないかんよねー(鼻をほじりつつ)。最後のセーブデータは1843年。モデナ侵攻の翌年からである。いーや、また最初っからやんべ。